FILT

編集後記

山口智弘
FILT編集長。
親知らずも
抜きました。

感情に触れることの多い、お仕事です。

2016.5.20

みなさま、はじめまして、前編集長の知野さんから引き継ぎまして、この号より編集長を務めさせていただきます、山口です。
知野さん、いろいろとありがとうございました!
もともと小冊子の頃から編集として細々と携わらせていただいていたのですが、まさか自分が編集長としてFILTに関わることになるとは、思ってもいませんでした。みなさま、今後とも、よろしくお願いします。


FILTに限らず、雑誌や書籍を作る前には、たくさんの人と打ち合わせをします。デザイナーさんやカメラマンさんにライターさん、初対面の方もいれば、昔からの知り合いの方もいます。企画が動き出すと、これまた、出会う人が増えていきます。取材対象の方はもちろん、そのマネージャーさんだったり、宣伝さんだったり……。取材の現場では、ヘアメイクさんやスタイリストさん、本によってはイラストレーターさんや漫画家さん、翻訳者の方とも知り合います。もちろん、その他にも様々な方々と顔を合わせます。

人との関わりが多くなるということは、それだけ、感情の交わる機会が増えるということ。喜ばれることもあれば、怒られることもあり、悲しいこともあれば、その10倍くらい楽しいこともあります。編集という仕事に就いてから、意外と多くの感情に触れていること、そして感情を出していることに気づかされます。気持ち、揺さぶられまくりです。

今回のFILTのテーマは「感情、いくつ使ってますか?」でした。
みなさまは、いかがでしょうか?

先日、ある新聞で、若い世代の感情表現が乏しくなっているという主旨の記事を読みました。感情を相手に伝えるための語彙力の低下や、そもそも本音を出す環境が少なくなっているといった内容でした。

感情はそれこそ、喜怒哀楽、生きていればいくらでも湧いてきます。それを伝える手段がない、環境が少ないというのは、残念なことかもしれません。

今回の特集では、小泉今日子さん、ヒロシさん、佐藤栞里さんにご登場いただきました。みなさん、当たり前なのですが、自分の感情を伝えることに長けた方々です。話もやっぱり面白い。
そして、それぞれの口から出てきた想い=感情を、ライターさんが一つ一つすくい上げて、選定し、つなげて、文章にしてくれました。
さて、いかがでしたでしょうか?
それらがうまく読者のみなさまに伝わっていれば、これ以上の喜びはありません。

次号も、喜怒哀楽、すべてを使って邁進していきたいと思います。

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