FILT

編集後記

山口智弘
FILT編集長。
「極悪女王」で
デビル雅美の
ファンになりました。

迷わず行けよ、行けばわかるさ。

2024.9.20

今号のFILTは、ついに配信がスタートしたNetflixシリーズ「極悪女王」より、ゆりやんレトリィバァさんにご登場いただきました。
インタビューでは「極悪女王」や白石和彌監督への並々ならぬ思い、そして自身の未来についてもたっぷり語っていただいたので、ぜひ記事をチェックしてみてください。

ゆりやんさんは、とにかく夢にまっすぐ突き進む人という印象でした。
何かに挑戦する時って、普通は逃げ道を用意しておきたいし、どうしても言い訳がましくなりがちです。
でも、ゆりやんさんはメディアでも堂々と世界への挑戦を公言しています。
そこに一切の逃げや打算はありません。

今回の取材でも、渡米して、そこで目指すものを熱く語っていただきました。
ゆりやんさんにとって、記事中にもあった「自分が楽しいと思える人生を送りたい」が全てなんだと思います。
それ以外のことは、きっと全部些細なことなのかもしれません。

ゆりやんさんは2019年にアメリカのオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」に出演して、日本でも大きな話題になりました。
星条旗の水着でのパフォーマンスや、辛口審査員のサイモン・コーウェルとのやり取りが印象に残っている人も多いと思います。
実は翌年の2020年に、ある媒体でゆりやんさんにインタビューをする機会があり、それこそ、芸人になる前から海外に挑戦したかったと話していたのをよく覚えています。

ちなみにその時のインタビューですが、写真撮影もあったので、ゆりやんさんは「アメリカズ・ゴット・タレント」で着ていた星条旗の水着で登場しました。
ご存知の通り、胸元が開いた過激な水着なので、開口一番ゆりやんさんは「見ないでよ!」と自分を含めた男性スタッフたちを一喝。(見ていませんし、もちろんゆりやんさんのジョークです!)
現場は一気に和やかなムードになりました。

今回のFILTの取材時も、作品の話は真面目に語りつつも、ちょくちょく笑いを挟んでくれたりもして、そのエンターテイナーぶりにグッときました。
世界規模でのご活躍をお祈りしております!

それでは、次回11月20日の号も、よろしくお願いいたします。

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