叱る、ということ。
2022.5.20
山口智弘
FILT編集長。
「極悪女王」で
デビル雅美の
ファンになりました。
2022.5.20
今回は、連載でもおなじみの原田龍二さんが表紙と特集で、インタビューでは6月3日公開の『太陽とボレロ』のお話を聞いています。
今号のキャッチコピー「叱られて、強くなる。」にまつわるエピソードなども話されているので、ぜひチェックしてください。
叱るといえば、親から子への、いわゆる“しつけ”が思い浮かびます。
昔はよく、しつけのために子供を押入れに閉じ込めるなんていうこともあり、今回の原田さんの写真のイメージも押入れがモチーフになりました。
ちなみに、撮影を担当していただいたデンマーク出身のカメラマン・ヤンさんいわく、デンマークでは子供を閉じ込める的なしつけは、法律で禁止されているそうです。
もちろん体罰も。
日本でも体罰はNGですが、それこそ昔は割と平然と行われていて、学校にも殴る蹴るが当たり前の暴力教師がいました。
自分は別のクラスだったので被害に遭いませんでしたが、友達が蹴られて教室の端まで吹っ飛んだなんていう伝説(?)も。
今だと大問題ですが、当時は全然でした。恐ろしいことです。
叱る、叱られるって本来すごく難しいことで、お互いの信頼関係の上に成り立つものだな、と。
そんなことを思った今号でした。
連載は、佐藤優さんの「生き方さがしの道しるべ」がお休みですが、次号7月20日の更新から再開します!
もう少々お待ちください。
それでは、次号もよろしくお願いいたします。