バックナンバーから、対談連載をもう一度。
2024.11.20
山口智弘
FILT編集長。
次号からFILTは
少しリニューアル。
2024.11.20
今号の特集は、最新作の『十一人の賊軍』が公開中で、FILTでも「フィルモぐらし」を連載中の白石和彌監督にご登場いただきました。
今回は結束バンドで縛られるという、なかなかハードな撮影にも関わらず、白石監督は嫌な顔ひとつせず、むしろ「夢が叶いました」と笑顔で撮影に応じていただきました。
『ジョジョの奇妙な冒険』のファンなら誰もが夢想したことがある「もし自分にスタンド能力があったら」というお題があると思うんですが、白石監督はかつてオリジナルの「結束バンドのスタンド」を考えたことがあったそうで、だから「夢が叶った」そうなんですね。
スタンド能力だと思って写真を見ていただくと、また違った味わいがあると思います。
特集のインタビューでは『十一人の賊軍』のことをたっぷりと話していただいていますが、連載の「フィルモぐらし」のほうでは、爆発的なヒットを記録したNetflixシリーズ「極悪女王」や、撮影中の新作のことなどにも触れていますので、ぜひチェックしてみてください!
そして、連載については、今号で最終回を迎えるものがあります。
キャスティングディレクターの杉野剛さんが映画監督を深堀りする「映画の国から」と、社会学者の古市憲寿さんが名著の第一人者に話を聞く「挫折したけど中身を知りたい『名著』の話」、タレントの加藤浩次さんが会いたかった人と語り合う「至福のとき」が最終回となります。
杉野さんの連載は2018年3月号から、古市さんは2019年3月号から、加藤さんは2022年3月号からスタートしました。
毎回どの対談にも同席させていただくのですが、もう完全に一聴衆となって、いつも聞き入っていました。
本当に楽しい時間をありがとうございました!
これまでご登場いただいた対談相手のみなさまにも感謝いたします!
ちなみにバックナンバーからは今までどおり、すべての対談が読めますので、秋の夜長にじっくり時間をかけて読んでみてください。
それでは、来年2025年1月20日の号も、よろしくお願いいたします。