FILT

編集後記

山口智弘
FILT編集長。
芸人さんの
エッセイが好き。

その人にしか出せない空気感。

2020.9.20

前号は、10名の映画監督にご登場いただいた“映画特別号”で、連載も1回お休みさせていただきました。
今号からは連載も再開したのですが、もともと不定期連載だった細野晴臣さんの連載のみ、今回もお休みとなります。楽しみにしていた方、申し訳ありません!

さて、今号の表紙は、お笑いコンビ・ずんの飯尾和樹さんでした。

じわじわくる笑いを得意とする芸人さんで、前から存じ上げていましたが、近年はますます人気が上昇し、引く手あまたな印象です。

売れっ子となった現状について、ご本人は同期の芸人さんが番組に呼んでくれたからとおっしゃっていました。それはスタッフさんにも当てはまるそうで、インタビューの本文中には入らなかったのですが、昔から知っているADの方が出世して「飯尾さん、ディレクターになって、やっとブッキングできるようになりました!」と言われたこともあったのだとか。

飯尾さんは、周りの方の力が大きいと謙遜されていましたが、でも、やはり番組に呼ばれるのは、飯尾さんの持っている面白さと人柄があったからでもあると思うんです。
常に自然体で、柔和で、良い意味で深刻になりすぎず、でも、テキトーとは違う、まさにキャッチコピーの「未来って、ケセラセラ。」にピッタリな方ではないかと思います。

とても気さくで、物腰も柔らかで……ドラマでも活躍されていますが、そういう方だからこそ、あえてのヒールな役も観てみたかったりします。

ちなみに、飯尾さんの初エッセイ「どのみちぺっこり」の表紙は、飯尾さんが芝生で横になっている写真なのですが、まさに内容もそんな感じです。通勤中に読むというよりは、休日になにげなくめくる本というか……とてもおすすめなので、ぜひ!

それでは、次回のFILTも、よろしくお願いします。

backnumber

CONTENTS