FILT

編集後記

山口智弘
FILT編集長。
穴場の花見スポットを
探しています。

インタビューと対談と。

2022.3.20

今回は、5月6日公開の『死刑にいたる病』より、主演の阿部サダヲさんにご登場いただきました。

『死刑にいたる病』は、FILTの連載でもおなじみの白石和彌監督の最新作で、櫛木理宇さんの小説を原作としたサスペンス映画です。
前々回の連載で白石監督もおっしゃっていましたが、昨年2021年の6月11日から7月13日の1ヵ月間で撮影されたそうで、ほぼ1年後となる5月6日に、満を持しての公開というわけです。

実は今回、阿部さんの取材を行う1週間くらい前に、白石監督の連載用の取材をしておりまして、監督から仕入れたマル秘情報を携えて阿部さんの取材をさせてもらいました。
おかげさまで阿部さんからはいいお話が聞けました。
監督も連載では阿部さんをはじめとしたキャストの方々への思いなどを語っているので、ぜひ両方ともチェックしてみてください。

映画は誰かと語りたくなるタイプの作品なので、複数人で連れ立って観に行ってもいいかもしれません。

そして、今号からFILTでは加藤浩次さんの連載がスタートしました。
この連載は、加藤さんが会いたかった人や興味のある人をゲストにお招きし、「至福のとき」についてお伺いするという対談形式の連載です。

初回のゲストは彫刻家のクロヌマタカトシさんだったのですが、最初から最後まで加藤さんのベクトルはずっとクロヌマさんに向いていて、対談も非常に盛り上がっていました。
加藤さんの話の振り方や聞き出し方も圧巻で、まるで加藤さんがMCを務める番組の観覧に来ているみたいでした。
唯一残念だったのは、加藤さん自身も「至福のとき」について語ってくれたのですが、文字数の関係で今回の連載には入りきらなかったことです。
また、どこかでチャンスがあると思うので、楽しみにしていてください。きっと「へ~そうなんだ!」と思うと思います。

それでは、次号もよろしくお願いいたします。

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