映画監督の白石和彌が、現在手掛けている
映像作品について語る連載の第27回。
2025年1月末に、白石監督がアメリカの4大エージェンシーの一つであるUTA(ユナイテッド・タレント・エージェンシー)と契約したことが報じられた。きっかけは昨年の10月に開催された釜山国際映画祭だったという。
「『孤狼の血』や『十一人の賊軍』などでご一緒しているプロデューサーの紀伊(宗之)さんが代表を務めるK2 Picturesが釜山でブースを出していて、そこにUTAのアジア担当者がやってきたのが最初ですね。僕の最新作を観たいというので、『十一人の賊軍』を観てもらったんです。そうしたら、たぶん映画を観た直後くらいに連絡をくれて、“契約したい”と」
「『孤狼の血』や『十一人の賊軍』などでご一緒しているプロデューサーの紀伊(宗之)さんが代表を務めるK2 Picturesが釜山でブースを出していて、そこにUTAのアジア担当者がやってきたのが最初ですね。僕の最新作を観たいというので、『十一人の賊軍』を観てもらったんです。そうしたら、たぶん映画を観た直後くらいに連絡をくれて、“契約したい”と」