FILT

編集後記

山口智弘
FILT編集長。
1年前も京都は
人でいっぱい。

編集後記

趣味というものの、とらえかた。

2023.7.20

夏真っ只中のFILTは、表紙にカンニング竹山さんをお迎えしました。
竹山さんは、かつてFILTで自身の趣味について語る「趣味の時間だ!」を連載していまして、7月上旬には、その連載に加筆修正を加えた書籍『カンニング竹山の50歳からのひとり趣味入門』がポプラ社から発売されました。
新書サイズなので、興味のある方は書店の新書コーナーを探してみてください。

書籍では、「趣味に定義はない」という竹山さんの言葉に励まされます。
趣味だからといって突き詰める必要なんて別にないし、熱心でいなきゃいけないわけでもない。Netflixでアニメを観るだけでも立派な趣味だ、と竹山さんは言うわけです。
そのスタンスには目からウロコがポロポロな気分です。
なんとなく、「趣味」と公言するなら、夢中でいなきゃいけないという思いがあったんですが、もっと気楽でいいんだな、と。

例えば、自分はお笑い芸人さんのラジオが好きでよく聞いているんですが、必ず決まった番組を毎週聞いているというわけでもなくて、聞いたり聞かなかったりも多く、割と適当です。
でも、それも趣味と言っていいんだなと、勇気をもらいました。

ラジオで思い出すのは、そんな竹山さんのレギュラー番組、TBSラジオの「カンニング竹山 生はダメラジオ」です。
まだ竹山さんがコンビだった時代のラジオ番組で、調べてみると2006年4月から2008年9月まで放送されていたようです。

前述の通り、聞いたり聞かなかったりでしたし、どんな内容だったのかもけっこうあいまいなんですが、相方だった中島さんが逝去された直後の放送は、竹山さんのひとり語りをラジオの前でずっと聞いていたことを覚えています。

FILTの連載「趣味の時間だ!」は、2019年3月からスタートして、2021年1月で一区切りし、その後は竹山さんの日常にフォーカスする「こんなことやってんだ!」となって、2022年1月まで続きました。

FILTでは、およそ3年間にわたって竹山さんの連載をさせていただいたわけですが、「たまむすび」なども含めて、あまりラジオのことはお聞きできていませんでした。またどこかで機会があれば、お話を聞かせてもらおうと思います。

それでは、次号9月20日の号も、よろしくお願いいたします!

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