FILT

編集後記

山口智弘
FILT編集長。
「極悪女王」で
デビル雅美の
ファンになりました。

編集後記

笑う門にはなんとやら。

2020.5.20

今回は新型コロナウイルス感染症の影響で、新規の取材が難しいということもあり、連載している方々を中心とした構成となりました。
それぞれの記事の内容も現状を踏まえたものが多いので、よろしければじっくりと読んでみてください。

今回のテーマは「失敗を、愛してる。」でした。

外出自粛や自宅勤務の長期化でストレスなどもたまりがちですが、寛容さは忘れないようにしたいところ。
原田さんもおっしゃっていましたが、できるだけ笑って過ごすのが心の健康にも良いと思いました。

YouTubeではイザワオフィスが『志村けんのだいじょうぶだぁ』を期間限定で配信しており、懐かしもうと思って見てみたのですが、冒頭からいちいちくだらなくて大爆笑してしまいました。本当、最高なので、ドンピシャの世代でなくてもおすすめです。そして、つくづく残念でなりません。

YouTubeでは他にも、様々な芸人さんが公式のチャンネルを持っていて、コントや漫才など、どんどん笑いを提供してくれていますし、最近ではゲーム実況も盛り上がっています。

他にも、地上波のバラエティを楽しめる「TVer(ティーバー)」や、オリジナル番組を配信している動画配信サービスなど、いろいろ視聴する方法はあるので、好みの「笑い」を探してみてください。

個人的には、YouTubeで配信しているロバート秋山さんの『クリエイターズ・ファイル』と、Amazonプライムビデオの『野性爆弾のザ・ワールド チャネリング』は、ちょっと繰り返し見てしまうほど面白くて……。もし、機会があれば、ぜひ。

一方で、“生”の笑いの迫力というのも、やはりありまして。

前に、お笑い芸人さんが複数組出演するライブを見に行かせていただいたんですが、後にM-1王者となる、あるお笑いコンビの漫才で本当に呼吸困難になるほど笑ってしまいました。隣の席の方に心配されたほどです。

そのライブには、他にも人気のお笑いコンビがけっこう出ていたんですが、みなさんモニター越しで見るよりも何割増しかで面白く、生の迫力をビシビシッと実感しました。

もちろん、テレビやYouTubeなど、それぞれに合った表現の場というのはあると思うんですけど、漫才は生が一番面白いのかもしれません。
コロナが終息したら、それを確かめにお笑いライブへ行ってみようと思います。

それでは、また次回もよろしくお願いいたします。

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