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カンニング竹山

カンニング竹山

カンニング竹山

撮影/橋本直貴
構成/大塩 大
スタイリング/濱中麻衣(桐原事務所)
衣装協力/チェックハット オーバーライド明治通り店(03-5467-0047)

芸人として脂の乗り切った48歳。ふと、自身の趣味に思いを馳せる。

カンニング竹山が、さまざまな“好きなこと”を語るこの連載。

第6回は、魅力が詰まっているという「野球」について。。

カンニング竹山

 初めてプロ野球に触れたのは小学校1年生くらいかな。当時は西武ライオンズじゃなくて、クラウンライターライオンズという球団で、家の近くにある西南学院大学の西南グラウンドにたまに練習しに来てたんですよ。それからもなんとなく野球は見ていて、40前くらいかな。あるとき、仕事で福岡ドームに行ったんですよね。そこで感じたのが、球団のファンサービスがものすごいということ。子どもたちから女性まで、年齢関係なくみんなを楽しませる催し物を球場の至る所でやっているんですよ。「なんて素晴らしいエンターテイメントだ!」と思ったんですね。ファンを大事にするってこういうことだな、と。グラウンドで選手が野球をやっているだけがプロ野球じゃないんだって、初めてそこで知ったんです。その時も、試合よりもずっと周りばっかり見ていましたね。それから一気に野球への見方が変わって、以来ずっとソフトバンクホークスファンです。

ホークスは

ファンサービスが

手厚いんです。

 ホークスはファンのことをすごく大切にしていますね。例えばレプリカのユニフォームを何万枚配るみたいなイベントをやるわけです。やっぱりプロ野球は地元に根付いてナンボなんですよ。ヤフオクドーム(2020年からペイペイドーム)で、女子高生にピンクのユニフォームを配る「女子高生デー」というのがあるんですけど、「なぜ女子高生デーをやるんですか?」と球団の人に聞くと、「福岡に住む女子高生の8割くらいは福岡に残ります。福岡に残った人が福岡の街で結婚して、子どもを産んだとします。その人がホークスファンだったら必然的に子どももホークスファンになります。そうすると地元にホークスファンが根付きますよね」って言うんですよ。「そこからなの!?」と驚きましたね。あと、ホークスのファンサービスで、子どもたちが始球式をやれるというのもあるんですよ。しかも、始球式だけじゃなくてアナウンスとか、試合の途中のグラウンド整備とか、ハニーズと一緒に踊れたりとか、全部やれる。子どももたっぷり楽しめるようになっているし、とにかくファンに対してのサービスが手厚いんですね。

 他の球場もホークス戦の時は結構行ったりしますね。東京だと神宮球場は夏に花火もあがるし、ビアガーデンとして利用するのもいいかもしれないです。東京ドームはお子さんがいる人は1回、連れてった方がいいと思います。やっぱり東京ドームは魅力的ですよ。それから、横浜スタジアムは球場の周りに屋台とか子どもが遊べる遊具などがあって楽しいですし、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島も行ったことがありますが、あそこは広島ファンで全て真っ赤。でも、広島ファンの方は優しかったですよ。道や入口がわからなくて迷ってたら教えてくれたりしましたね。

カンニング竹山

 球場で見ていてすごかったのは、柳田(悠岐)選手のホームラン。横浜スタジアムの後ろのスクリーンが壊れた試合ですよね。みんなで「壊れたー!」って言いながら(笑)、興奮しましたね。あとは、東京ドームでイチローさんを見られたことかな。アッコ(和田アキ子)さんが見たいと言うから、ついて行ったんですよ。メジャーリーガーのイチローさんを初めて見ることができて、嬉しかったですね。好きな選手は内川(聖一)さん。あとは抑えの森(唯斗)選手。キャンプを見に行ったときに、森選手を見てちょっとおっかなそうだなと思ったんですよ。でも、内川さんと森選手が一緒に歩いているときに、俺が「内川さーん!」って言ったら、森選手が俺を見て舞い上がってたんですよね(笑)。あぁ可愛いなと(笑)。

実際に球場へ

見に行って

もらいたい。

 球場へ見に行くのは後輩のひぐち君とが一番多いですね。あと、松村邦洋さんには分からないことを結構聞きます。松村さんは大の阪神ファンですけど他球団のことも詳しい。しかも松村さんは記者のパスを持っていて、甲子園以外でも記者として入れる。だからグラウンドによくいますね。他にも野球ファンの芸能人はめちゃくちゃいますよ。中居(正広)くんとかも有名だし、ザキヤマも詳しいし。そういえば、みんな学生時代に実際に野球を経験してますね。カープファンだと、アンガールズとか極楽とんぼの山本(圭一)さん、有吉(弘行)もすごい好きですよね。広島の人はもう、ほぼもれなくカープファンなんじゃない? やっぱり広島はすごいですよね。

カンニング竹山

 野球に少しでも興味が湧いた方がいれば、実際に球場へ見に行ってもらいたいですね。昔みたいに野次が飛び交ったり、酔っ払ったおじさんがいたりする場所でもないんで。女性もたくさんいるし、グッズもめちゃくちゃあります。ユニフォームもいろんなものがあったりして、みんなで着ると一体感も出る。野球のルールが分からなくても、外野で大きな声出すのだけでもストレス発散になります。もちろん、1人でも行けます。外野に1人でいると、隣の人とかと、いつの間にか一緒になって応援してる(笑)。選手がホームランでも打ったら「わー! よかったっすねー!」ってなるから。だから、ひとまず球場に見に行ってみる。それが地元の球団の試合だったら、なお楽しいですよ。

カンニング竹山

カンニング竹山 芸人。福岡県出身。テレビでは、『直撃LIVE グッディ!』『ノンストップ!』(共にフジテレビ)、『探偵!ナイトスクープ』(ABC)、『カンニング竹山の新しい人生、始めます!』(BSテレ東)など、ラジオは『たまむすび』(TBSラジオ)にレギュラー出演中。また、著書『福島のことなんて、誰もしらねぇじゃねぇかよ!』が発売中。

撮影/橋本直貴
構成/大塩 大
スタイリング/濱中麻衣(桐原事務所)
衣装協力/チェックハット オーバーライド明治通り店(03-5467-0047)