1988年7月14日生まれ、鹿児島県出身。2010年歌謡曲歌手としてデビュー。美人演歌歌手として注目を浴びる。2016年10月19日第7弾シングル「最後の頁」リリース。BS日テレ「歌え!昭和のベストテン」毎週土曜21:00~、bayfm「The BAY☆LINE」毎週木曜16:00~、文化放送「西田あいのおしゃべりあいランドBAR」毎週土曜QR17:45~/HBC17:50~、毎週日曜SF18:00~/OBC17:00~
1988年7月14日生まれ、鹿児島県出身。2010年歌謡曲歌手としてデビュー。美人演歌歌手として注目を浴びる。2016年10月19日第7弾シングル「最後の頁」リリース。BS日テレ「歌え!昭和のベストテン」毎週土曜21:00~、bayfm「The BAY☆LINE」毎週木曜16:00~、文化放送「西田あいのおしゃべりあいランドBAR」毎週土曜QR17:45~/HBC17:50~、毎週日曜SF18:00~/OBC17:00~
2015.6.20
今、カラオケの採点ブームですよね。
でも、どうせなら機械よりも一緒にカラオケに行った人の、心の採点で高得点を取りたくありませんか?
今回はそんなお話を私流に書いてみました。
ご存知の方も、そうでない方も、こんにちは西田あいです。
今回初めてコラムを執筆することになり、いろいろ考えてみたんですが、やはり最初は、歌謡曲歌手として活動させていただいているので音楽絡みの内容で書かせてもらおうかなと思います。
さて、第一回目のお題として挙げるのは『最後まで笑顔で帰したいというコンセプトをもとにあみ出した西田のハズさない曲選び』というテーマ!
パチパチ~!
私の仕事柄、テレビの番組収録や地方のお祭り、イベント、などで色々な関係者の方たちとステージを共にした後に必ず、秘密の懇談会があります...
秘密の懇談会…?
そう、打ち上げです。
何が秘密かって、皆さん仕事が終わってホッとしているんですね。
そんな打ち上げでも、気を抜かないのが西田あい。なんです。
私の基本営業スタイルとしての目標は
『心のメモリーカードを西田あいでいっぱいにして帰っていただきたい。』
要するに、西田のお持ち帰りですね♪うふ
そこで、一番気にして力を入れているのが”歌手 西田あい”ならではの曲選びなんです。
ん?どういうこと…?
ここから生意気に語ります。
だいたい打ち上げの二次会はカラオケの入っているお店に行くことが多いのですが、この日本文化の象徴ともいえるカラオケでいかに場を盛り上げられるか、いかに心のメモリーに侵入できるかを様々な現場で検証してきました。その結果、出来上がったのが『西田流世代別愛されソング』
カラオケに行くメンバーによって、選曲を変えてしまうのは私だけでしょうか…
そんな私の曲選び。今回は各世代ごとにわけて、紹介したいと思います。
では、いきま~す!
まずは20代!私と同世代ですね。ランキングのTOP10に入るような曲を選びます。最近だと私は、「レット・イット・ゴー〜ありのままで~/松たか子」「Darling/西野カナ」を歌います。
盛り上がりが最高潮になると、部屋の明かりを暗くして、全員スタンドアップ。
「Dragon Night/SEKAI NO OWARI」を爆音で皆ジャンプ!一体感が出て、楽しくてたまらないです。この世代は聞いてもらうより一緒にドラゲナイ!です。
次に30代!少々気は遣うけれどお兄ちゃんお姉ちゃん的存在が多いです。
中高生の時にカラオケボックスが流行り出した世代、その時代の曲を歌えば、確実にメモリーにインプットして帰ってくれます。
例えば、「I’m proud/華原朋美」「Everything/MISIA」など。思いっきり歌い切ると自分も気持ちいいんですよね。「未来予想図Ⅱ/DREAMS COME TRUE」も、必ず歌います。
西田流ワンポイントとして、本人の癖を取り入れたガチガチの完全コピーで音程を正確に、流行の採点機能で高得点が出るような歌い方を注意します。
さてさて、40代!私が生まれた昭和から平成に変わりゆくバブルが弾ける頃に青春真っ只中だった世代ですね!お耳が肥えてる方が多いので、ここで歌謡曲先輩歌手の歌をぶつけます。
私がよく歌う曲として「恋に落ちて-fall in love-/小林明子」「For you…/高橋真梨子」「ラブ・イズ・オーヴァー/欧陽菲菲」など。
西田流ワンポイントとしては、20代30代と同じく割と、本人に近い歌い方が喜ばれます。
ちなみに、この世代の方は、ハモられるのを好んだり、聴いてますよアピールをするとより気持ちよく歌ってくださる気がしています。タンバリン叩いたり、マラカスふったり。ですね。
計算…?いえ、その場を楽しんでいるんです。
というわけで、50代!実は私の親がこの世代。
娘っぽい立場で歌いつつ、大人の雰囲気を出せる二面性を持って、選曲します。
個人的にも実は好きな曲が多く生まれた1970年~80年代前半の名曲を、ステージさながらに歌います。
この時代に生まれた歌謡曲の傾向として、女の人が浮気をしてフラれたとか、二股の結果両方にフラれたなどの歌詞が多いので、アクティブな女性が表に出てきた時代なんだろうなと私は分析します。
西田流ワンポイントとして、音程正確率よりも、アイドル性のあるかわいらしい曲と妖艶さを魅せる大人の曲を交互に選曲して雰囲気づくりを重視しています。
例えば、かわいい→かわいい→大人という流れで行くとすれば、
私は「赤いスイートピー/松田聖子」→「硝子坂/高田みづえ」→「つぐない/テレサテン」と、こんな流れにしちゃいます。
余談ですが、この世代以降はカラオケのデンモク操作にあまり慣れていないので「なに歌います?いれますよ♪」と私が代わりに打ち込んであげると喜んでくれます♪
さて、60代以降!この世代の皆さんはどこの業界でも大御所の方が多く、時代としても歌謡番組の黄金期世代なので、みなさま大変お耳が肥えています。40代とは違う肥え方。
それはオリジナル音源に近い歌い方というよりも、”西田あいはこの曲をどういう風に料理するの?”というような情感的な歌い方をとても喜んでくれます。
採点機能で高得点を狙うようなきっちりした歌い方をするよりも、音程がズレようが、テンポがズレようが、自分らしい歌い方をした方が、より好まれますね。
私が、よく歌う曲としては「アカシアの雨がやむ時/西田佐知子」「氷雨/佳山明生」「ノラ/門倉有希」などです。
このような形で『西田流世代別愛されソング』で、ご一緒したみなさまにいかに楽しんで頂けるのか奮闘しておりますが、それでも!もうひと押し盛り上げたい時に、用意している最終兵器があるのです!
それが、マネージャーさん(29歳女性・舌足らず・大阪出身・婚活中)を巻き込んで2人で歌う「恋のバカンス/ザ・ピーナッツ」「I WISH/モーニング娘。」です。こちら、ハモりと振り付けまで完ぺきな宴会芸となっており、最終兵器といいながら、九割九分披露しています。
とまあ、世代別で色々考察してみましたが、基本私はみなさまとカラオケに行くのが大好き。
いろんな話も聴けるし、いろんな歌も聴けるし、仕事モードじゃないその人を見れるし、、
心のメモリカードを西田あいでいっぱいにして帰ってねと思いながらも、逆に私が心のメモリーカードがいっぱいになっちゃってる状況です。
そんなわけで、第一回目のコラムいかがでしたでしょうか?
みなさまのここぞ!というときに少しでもお役に立てたら幸いです。
これから、お付き合い宜しくお願いします。
みなさま、また次回。
あ、そうそう
舌足らずのマネージャーさんの最終兵器は「渡良瀬橋/森高千里」だそうです♪